最もワインが他のお酒と違うところ の話

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私は ワインの

好き

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なわけじゃないんです。

世界観が好きなんです。

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■ わかりにくいところ

■ 敷居が高い 若しくは 高く見えるところ

■ 極僅少な差を壮大に盛るところ

■ それでも明確な差があるところ

■ 拗らせすぎて常軌を逸しているところ

■ を懸ける人の気持ちがわかるところ

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わかりにくいところ って 良さなんですよ

ティーンの皆さま!

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ちょっと触れただけでは

良いか悪いか わからない

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中1の時にエアロスミスを好きになろうとして

ナニ   コレ?

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なったあの日の ヘッドフォンが耳に食い込んだ痕

鮮明に蘇ります。

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それまで

人生イチの名曲は気分はパプワ晴れでしたからね。

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わかりやすく 良いもの

もパンチがあってよいですが

わかりにくく 良いもの

も沢山あるって知りました。

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葡萄から作ったお酒の話をしているにも拘らず

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味の表現で頻出頻発するのはまず

苺、ブラックベリー、ブラックチェリー、ビターチョコレート、

グレープフルーツ、シトラス、レモン、パパイヤ、ナッツ、、、

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挙句の果てには

泉や草原、森、、、地球そのものなんていうLylicも・・。

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2年生の私としては

まだまだブドウの味がしますけどね!!!!!

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まぁ同時に

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上述の代表的な、ワインを形容するフレーバーを既に感じるほど

マインドセットが入ってきている事実もありますが・・・

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きっと

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葡萄で作った成果物の話を何かで例えているがこそ

「これはぶどうの味が前面に出ている!」

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プロのソムリエールが感涙するのは禁句(タブー)

なのでしょう。

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これも頻出する

凝縮された果実味

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という言葉で逃げていると思います。人類の美徳ですね。

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そもそも

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葡萄から出来ているお酒に、花や香辛料、獣や大地の風味を加えたければ

それを加点要素とするのであれば

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出来上がったワインにその抽出エキスを混ぜればよい

ものかと思うのですが

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葡萄の木を育てるを変えてみたり、

葡萄の木に実る果実の数を変えてみたり、

葡萄の木の樹齢を変えてみたり。

収穫の時間を変えてみたり。

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遠回りしているようにしか見えないことが

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実は、成果物の出来映えを神に委ねている

ということなのでしょうか。

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例えば

リーデル様公式にある デキャンタ

拗(こじ)らせてますね!

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周りが見えなくなる程に

熱中できている群衆の証明書に他なりません。

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作る方も作る方であれば

使う方も使う方であります。

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ワインを空気に触れさせて整える 器具の1つだそうで

きっとワインに慣れ親しんでゆくと

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あっ

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コップ洗い忘れたな!今日はコレで飲んじゃえ!

水を飲むコップ代わりに使う日が来るのでしょう。

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そんな 魔法の液体

キリストの血

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僅か1,800円で久保田 純米大吟醸が飲みたくなる 少し値の張る回転寿司

暑かった夏の日 火照ったアスファルトを冷やす夕暮れのビアガーデン

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我慢して ワインを飲むんです!

なぜならそれは 上達するから!

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そうなんです、

スポーツや楽器やテスト同様に

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やればやるほど 上手くなる

と思うんです、このお酒。

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◇ 気付かなかった香りや味に気付いたり

◇ この香りや味を感じる理由がわかったり

◇ 地域ごとの傾向が整理されたり

◇ その傾向がもっと細分化されたり

◇ その味に生産者の苦労が見えたり

◇ 良いワインとは何かが見え隠れしたり

◇ だから飲んだ時にもっと感動したり

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してきました。

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今まで出来なかったことが 出来るようになる

って

人生で最も幸せなことの1つじゃないですか

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まあ 味も好きなんですけどね。

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飲み手のレベルを知った1本

ルチェンテ 2017

あれ? イタリアワインって、聞いてたほどいつでもゴキゲンじゃないんじゃない?

フランスワインほど機嫌取らなくてよいけど、アメリカやチリほどウラオモテが無いわけじゃない?

いつでもご機嫌なことが正義じゃないけど。