1
私は ワインの味
が
好き
1
なわけじゃないんです。
世界観が好きなんです。
1
1
わかりにくいところ って 良さなんですよ
ティーンの皆さま!
1
ちょっと触れただけでは
良いか悪いか わからない
1
中1の時にエアロスミスを好きになろうとして
ナニ コレ?
1
と
1
なったあの日の ヘッドフォンが耳に食い込んだ痕
鮮明に蘇ります。
1
それまで
人生イチの名曲は気分はパプワ晴れでしたからね。
1
わかりやすく 良いもの
もパンチがあってよいですが
わかりにくく 良いもの
も沢山あるって知りました。
1
葡萄から作ったお酒の話をしているにも拘らず
1
味の表現で頻出頻発するのはまず
苺、ブラックベリー、ブラックチェリー、ビターチョコレート、
グレープフルーツ、シトラス、レモン、パパイヤ、ナッツ、、、
1
挙句の果てには
泉や草原、森、、、地球そのものなんていうLylicも・・。
1
2年生の私としては
まだまだブドウの味がしますけどね!!!!!
1
まぁ同時に
1
上述の代表的な、ワインを形容するフレーバーを既に感じるほど
マインドセットが入ってきている事実もありますが・・・
1
きっと
1
葡萄で作った成果物の話を何かで例えているがこそ
「これはぶどうの味が前面に出ている!」
と
1
プロのソムリエールが感涙するのは禁句(タブー)
なのでしょう。
1
これも頻出する
凝縮された果実味
1
という言葉で逃げていると思います。人類の美徳ですね。
1
そもそも
1
葡萄から出来ているお酒に、花や香辛料、獣や大地の風味を加えたければ
それを加点要素とするのであれば
1
出来上がったワインにその抽出エキスを混ぜればよい
ものかと思うのですが
1
葡萄の木を育てる土を変えてみたり、
葡萄の木に実る果実の数を変えてみたり、
葡萄の木の樹齢を変えてみたり。
収穫の時間を変えてみたり。
1
遠回りしているようにしか見えないことが
1
実は、成果物の出来映えを神に委ねている
ということなのでしょうか。
1
例えば
リーデル様公式にある デキャンタ
拗(こじ)らせてますね!
1
周りが見えなくなる程に
熱中できている群衆の証明書に他なりません。
1
作る方も作る方であれば
使う方も使う方であります。
1
ワインを空気に触れさせて整える 器具の1つだそうで
きっとワインに慣れ親しんでゆくと
1
あっ
1
コップ洗い忘れたな!今日はコレで飲んじゃえ!
と
水を飲むコップ代わりに使う日が来るのでしょう。
1
1
そんな 魔法の液体
キリストの血
1
を
1
僅か1,800円で久保田 純米大吟醸が飲みたくなる 少し値の張る回転寿司
暑かった夏の日 火照ったアスファルトを冷やす夕暮れのビアガーデン
1
で
1
我慢して ワインを飲むんです!
なぜならそれは 上達するから!
1
そうなんです、
スポーツや楽器やテスト同様に
1
やればやるほど 上手くなる
と思うんです、このお酒。
1
◇ 気付かなかった香りや味に気付いたり
◇ この香りや味を感じる理由がわかったり
◇ 地域ごとの傾向が整理されたり
◇ その傾向がもっと細分化されたり
◇ その味に生産者の苦労が見えたり
◇ 良いワインとは何かが見え隠れしたり
◇ だから飲んだ時にもっと感動したり
1
してきました。
1
今まで出来なかったことが 出来るようになる
って
人生で最も幸せなことの1つじゃないですか
1
まあ 味も好きなんですけどね。
1
ルチェンテ 2017

あれ? イタリアワインって、聞いてたほどいつでもゴキゲンじゃないんじゃない?
フランスワインほど機嫌取らなくてよいけど、アメリカやチリほどウラオモテが無いわけじゃない?
いつでもご機嫌なことが正義じゃないけど。
■ わかりにくいところ
■ 敷居が高い 若しくは 高く見えるところ
■ 極僅少な差を壮大に盛るところ
■ それでも明確な差があるところ
■ 拗らせすぎて常軌を逸しているところ
■ 命を懸ける人の気持ちがわかるところ