ここは何屋さん?知っていれば笑顔でいられる、店員さんから理不尽にキレられた時の楽しみ方

甘いもの、好きですか?

買いに走ったそのお店で

店員さんに怒られることって、よくありますか?

F1ファンの皆さん、こんにちは。

甘いもの好きの皆様も、こんにちは。

ほんっともう

ここが何屋さんかぜひ想像しながらご拝読ください。

物語は突然に

ひと悶着はオーダーから。

まずは妻用に、シンプルなイチゴをベースとした商品に

無難にチョコソースのトッピングは完了しました。

うちの子どもは生クリームが苦手なため、ホイップ抜きをオーダーしましたが、

んん、それはできないとのこと。

一切、できません。

と。

それでは、ということで皮だけを楽しむ ごくシンプルなプレーンにオーダー変更。そこに苺とチョコソース入れればいいじゃん

と考えて聞いてみたのですが これが命取りだったかもしれません。

聞いてますか? そういったことは一切、できません。

と。

もうこの辺で 凄いな…

と心の声が出てしまっていた気もしますが

まぁお店の方針がモチロンあるのでしょう。

仕方ないので、クリームやソースなど何かと何かが混ざった複雑な味が好きでない子供用には、皮を楽しむプレーンをそのままの状態でオーダーすることで決着しました。

ここで

すぐにお召し上がりですか?

これはよくある質問で、むしろふむふむコロナ禍を経てどんなお店であってもお持ち帰り文化が浸透してもはや常識なのだなあ

令和の風を噛み締めつつ いえ、テイクアウトでお願いします。

などと笑顔で返したわけです。

え?お持ち帰り時間はどれくらいですか?15分?ホイップクリームがね、ドロドロに溶けてくるんですよ。どんな状態になってもウチは一切責任を負わないということで!

そんな意外な叱責を受けまして、この時点で心を整える

ことを強く意識しました。

あれ?お持ち帰りか聞いてくれたじゃん? あ、そうか。違うか。すぐに食べるかどうかを問うたのか。テイクアウト客は一喝するのがマニュアルなのかな?

そんなこんなでオーダーもヒーハー完了し、商品をヒーハー(なんとか)作って頂くことには成功したわけです。

お会計も済み、帰れる

というところで

ウチのプレーンはね、縦に持つと中に入ってるバターが全っ部、下からこぼれちゃうんです!このように真横にして持ってください!

当選宝くじのナンバーを確かめる瞬間のように ピンッと伸ばした指先が美しい真横の手のひらに

もしくは

ビール瓶を手刀で切る時の大山倍達先生の ピンッと伸ばした指先が美しい真横の手のひらに

念押しされたのです。

ジトーッ

私の愛車Cannondaleを流し目で見ながら。ね。

自転車で来ていたことに気付いていたのですよ!

お…恐ろしい。ここは何屋?

ADEPTのレッグバンド オシャレで使いやすいし壊れない! 超絶愛用しています。

なるほど、ジムは身体を鍛錬する店だけど

この甘味処は精神鍛錬を売る店なのかな?

ま、まあ お兄さんお姉さんの たった2人で切り盛りしてましたし

なんと、お姉さん側の会計も 電子マネー端末を軽く投げるような扱いでしたので

お2人でケンカでもしていたのでしょう。うん、きっとそうだ。

まず

ここまでが私の身に起きたこと

です。

理不尽な経験を人生のダシに変える方法

それではここから 理不尽な経験を人生のダシに変える方法をお伝えします。

① 話し相手

② ブログ

③ ワイン

話し相手

まず①話し相手ですが、古(いにしえ)より言い伝えられている通り

誰かに話すとスッキリします!

これ、 本当ぉーにほんとです。 改めて震えましたよ。

特に うんうん と とにかく聞いてくれて 時に「ヒドイね」と賛同してくれる聞き手がベストです。 お金を払ってでも聞いてもらいましょう。

その時

できるだけ エピソードトークとしてまとめて、相手に面白く思ってもらえるように伝えるとよいかと思います。 盛るところは盛って、緩急をつけて、声量のダイナミクスに気を配って、

聞き手に笑ってもらえたら最高です。

当然

一発目でそんなにうまく話せませんので、誰かに何かの場で話せるエピソードとして15秒・1分・10分バージョン展開で持てるように 練習がてら、色んな人に語り継いでいければナオ良いでしょう。

今回の私の場合はまず、フクラハギのマッサージを施して上機嫌の妻に聞いてもらって

これの旧型機ですが10年愛用してます。壊れません。

2人目、言葉はまだイマイチうまく話せないけど、

私が知らないほど心が美しかった保育園児にかく語りかけ

パパ、なにもわるいことしてないのにね。

と言ってもらった時点で、もう甘味店を訪問する前よりスッキリしてました。

ブログ

②のブログですが これです。今あなた様が読んでくださっているこの、これです。

もう、キーボードをガシガシ叩いて 迷惑にならない場所で!

思いのタケを打ち込むだけでも気持ちがよいのですが

これがもしかしたらもしかして 誰かの役に立つのかもしれない 誰かに楽しんでもらえるのかもしれないと ニヤリ顔しながら

タイピングした背後に 足跡のように刻まれていく文字を周辺視野で認識していると

心がどんどん穏やかになり いつしか 戦争の無い平和な世界になったらいいのにな

と ハッピーな状態にまで到達できることがあります。

文系 の特異体質なのかもしれません。

ワイン

そして③のワインですが、

ワインは豊かな人生を彩って縁取る、お役立ちアイテムです。

飲む度にレベルが上がり、その複雑な美味しさが1つ1つ層を成して感じられるようになります。

人として毎日を積み重ねることで経験値が増え、人に話せるエピソードが増える度に、

則ち形容詞が増える度に、ワインの味わいも1段また1段と深く広く感じられるようになるんです。

当ブログは、読者の人生にワインが加わることを また1本寄り添うワインが増えることを とても嬉しく思います。

つまり

理不尽な 実に人間らしく 粗野な 経験をまた蓄積したその心

さらに

直面した負の気持ちを 受け止めて反芻し 誰かを喜ばせることのできる可能性を持つエピソードに変換することで また少し器を大きくしたその精神

世界には絶対に そんな出来事にピッタリ当てはまるワインが存在します。

その1杯を飲んだ瞬間 誰かとその香りやテイスト、その存在感を共有するのに重要な形容詞の1ピースを

今回の出来事が 構成してくれます。

結論

なにか理不尽な出来事に直面したら まず、「凄いな・・!」とびっくりして心の中で笑いましょう! 顔に出すと相手がもっと怒る可能性があるので・・!

誰かに話して 日記やブログや自由帳に殴り書いてスッキリして要約し ワインを飲んで美しく葬りましょう!

これこそが キリストの血である と、本人おっしゃっている ワインの本質なのです。

風に乗る1本

ドンナフガータ アンシリア 2021

心に吹くオフショアの風。陸から海に向かっていく風のことを言うのだそう。晴れていて爽やかでポップな風が波にぶつかって、陸で発生した様々な生ぬるい湿気を吹き飛ばしてくれる。